TBS系の人気ドラマシリーズ「花より男子(だんご)」が、映画化されることが17日、発表された。花男の映画化は内田有紀(31)が主演した95年以来。待望のシリーズ続編で、08年夏に東宝系で公開。井上真央(20)、嵐・松本潤(23)ら出演陣が再集結する劇場版(石井康晴監督)のタイトルは「花より男子~ファイナル~」。これが見納めの最終章だ。
平均19・7%の高視聴率を誇った05年のドラマパート1に続き、今年1月期のパート2「リターンズ」も同21・6%を記録。シリーズを手がける同局の瀬戸口克陽プロデューサーは「ドラマ2作を超えるスケールアップしたものになる」と自信をのぞかせる。
井上演じる貧乏なヒロイン・牧野つくしと松本、小栗旬(24)ら御曹司4人組「F4」を中心に織りなす痛快青春ラブコメディー。劇場版はパート2最終回から1年後が舞台で、20歳を控えた大学生のつくしと「F4」が、ある大事件に巻き込まれる。サスペンスに加え、パート2で募集した原作コミックの見たいエピソードも盛り込まれる。撮影は来年1月から。大型海外ロケ、大物ゲスト起用の構想も進んでいる。
松本が「待たせたな!」という続編だが、「ファイナル」の名の通り、これが集大成となる公算が高い。井上は「ラストスパート。がんばります」。ファン、出演者ともどもメモリアルな作品になりそうだ。
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