今年1月から3月に放送されたシリーズ第2弾が高視聴率を記録するなど人気となったTBS系ドラマ「花より男子」が映画になって帰ってくる。2008年夏に映画「花より男子~ファイナル~」として公開されることが17日、発表された。ドラマに引き続いて主演の井上真央(20)や、嵐の松本潤(23)らF4のメンバーも出演。スケールアップした最終章は早くも大ヒットの予感いっぱいだ。
シリーズ最高視聴率27・6%を獲得し、華やかな卒業プロムのシーンが印象的だった「花より男子2~リターンズ」の最終回。映画版の舞台はその1年後。20歳になろうとしている主人公つくし(井上)とF4のメンバーがある大きな事件に巻き込まれるところから物語は始まる。
第1シリーズは平均19・7%、第2シリーズは平均21・6%と圧倒的な支持を得てきた「花男」。放送が終了後もTBSには続編希望の声が殺到した。DVDボックスの売り上げも国内連ドラでは過去最高となる初回出荷6万2500セットを記録し、関東地区で放送中の再放送も8%超を獲得。さらに、夏休み期間限定でオープンしているホームページは過去最高の累計アクセス数を記録し続けているなど、その熱は冷めるどころかヒートアップしている。
瀬戸口克陽プロデューサーは「連ドラ、スペシャルという選択もあったが、作るならスケールアップしたものを。だったら映画がベスト」と映画化を決断。映画版は痛快ラブコメディーの要素に加え、サスペンスの要素などもミックスされている。
視聴者からの「見たいシーン」で描ききれなかったエピソードも盛り込まれるなど「これぞ花男!」という究極の最終章に、松本は「ようやく来ましたか!」と大張り切りで、井上も「イケるんですね!またあの世界に行ける!」と武者震いしていたという。
撮影は来年1月からで、連ドラに出演していた松嶋も予定では出産後となるが「状況が許すならご出演いただきたい」(瀬戸口P)としている。さらに、海外ロケや大物ゲストも予定されており、スケールアップは確実だ。
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